このBookでは、タッチに反応して図形を描くプログラミングしていきます。 タッチに合わせて動くエフェクトはとても魅力的です。表現を工夫して楽しいエフェクトを作っていきましょう。
手始めに、タッチしたところに円を描くプログラムを書きましょう。
前のBookでは実行時に1度だけ処理するdesign関数をつかいました。
このBookから、design関数に加え、update関数をつかいます。
update関数は繰り返し呼ばれる関数です。呼ばれるたびにタッチの情報を更新するため、今タッチしている位置が得られます。screen.latestTouch が最新の触れた位置の情報です。
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design関数に
screen.clearColor = .lightGreyを書きます。 背景を薄灰色に設定します。 -
update関数を用意します。
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update関数のはじめに、
screen.removeAllShapes()を書きます。 一度すべての図形を消す処理です。updateは繰り返し呼ばれるので前のフレームの図形が残ります。 今回は前フレームの図形を消すため、removeAllShapes()を呼びます。 -
let touch = screen.latestTouchを書きます。 最新のタッチ情報がtouchに入ります。 -
PGCircle()を書きます。 -
PGCircle()に
.position( touch.xy )を追加します。 touch.xyはタッチ情報のxy座標が得られます。
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- 「コードを実行」を押します。
目標
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実行後、タッチした位置に丸が描けたら成功です。
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(+1)
PGCircle()をPGRectangle()やPGTriangle()など別の形に変えてみましょう。
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