LilySwiftのパッケージを追加すると, Lily Playground Booksの処理とSwiftUIを合わせて使うことができるようになります。以下のサンプルコードをダウンロードして参照してください.
実行環境
- Xcode 15.2
- LilySwift 5.1.23
サンプルプロジェクト
上記のプロジェクトを開くと, Lily Playgroundが動かせる状態になっています. コードの以下の部分を書き換えてください. ダークグレイの背景に赤の四角が表示されます.
- Playground Booksと同じ design関数 をつくる
- screen.clearColor = .darkGrey を指定する
- PGRectangleのcolorを .red にする
コード
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結果
コード作成の手順
Lily Playgroundを導入する基本の流れは以下のとおりです.
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LilySwiftForPlaygroundをインポート
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LilySwiftAliasをインポート
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Playgroundのコードを入れるための Playgroundクラス をつくる
- MTLDevice をつくる
- PlaneStorage をつくる
- PlaneStorageはPlayground2Dのパーティクルのデータセットです
- Playground Booksと同じ design関数 をつくる
- (designの好きなコードを書きます)
- Playground Booksと同じ update関数 をつくる
- (updateの好きなコードを書きます)
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ContentViewでLily Playgroundを動かす準備をする
- 上で作ったPlaygroundの変数をつくる
- PGScene の@State変数をつくる
- init関数を作って, その中でplaygroundとsceneの中身をつくる
- sceneには, Playgroundで用意したplaneStorage, design関数, update関数を和ツァ羽
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SwiftUIのVStack内に, PGScreenView を追加
- device: Playgroundのdeviceを渡す
- scene: 上記で作成したsceneを $ をつけて渡す